映画感想ネタバレ注意〜ウエストサイドストーリー編〜
どうも、最近友人の影響で映画の字幕版を見るようになりました避野です。
字幕版、昔は何言ってるかわからないしどうしても字幕を読んじゃって映像に目がいかないので苦手でした。
しかし何度も字幕版で鑑賞するうちに役者さんの演技や、なんと言っても英語をなんとなくリスニングできるようになるのが楽しくて、
これは字幕も十分楽しめるぞとなってきたわけです。
ということで今回は映画の感想をただ書き記す回でございます。
スティーブン・スピルバーグ監督作品。
先日公開されました「ウエスト・サイド・ストーリー」
鑑賞してまいりました。
まず一言。
面白かったです。
ミュージカル映画というものはそんなに数を見てはいないのですが、そんな私でも十二分に楽しむことができました。
あ、ここから先は一応作品のネタバレを含みますので、見たくないよという方は避けていただきたく思います。
さて、どこから感想を述べたものか、
まず鑑賞前の私のウエスト・サイド・ストーリーの印象と知識についてですが
内容についてはほとんど無知でした。
なんとなく聞いたことがあるのは「ロミオとジュリエット」の現代版みたいな感じだということ。
だた問題はロミジュリなるものもそんなに詳しく知らないということ。
つまりは無知の状態から楽しめる!!
もう一つ知っているのは舞台で声優の宮野真守さんが主演をしていたような気がする。
というものだけです。
なので今まで見たことのある作品のイメージや偏見もなく、純粋に新作映画として楽しむことができました。
うん、楽しかったですよ、決して後味がいいものではありませんでしたが。
そう、この物語、「ウエスト・サイド・ストーリー」結果から行ってまさかの死人が出る。
しかも映画を観進めるうちに愛着が湧いてくるキャラクターがあっさりと死んでしまうのです。
とりあえずあらすじをざっくりと、一度だけ見た状態で説明をしましょう。
ですので抜けている部分や解釈、間違い等もあると思いますがご勘弁ください。
あらすじは別にいいやという方は飛ばしてください。
改行せずに一気に書きます。
おそらく戦後のアメリカ、ニューヨークのウエスト・サイド。そこはさまざまな人種が集まりコミュニティーを作っていたようでした。その街でくらす若者は人種ごとに徒党を組み、ギャングのように振る舞っていたのでしょう。ポーランド系人種のグループ「ジェッツ」とプエルトリコ系の人種で構成されるグループ「シャークス」彼らの争いと、それに関わる人間たちがメインとなりストーリーが進行していきます。二つのグループの縄張り争いと共に進行していくのはなんと、ジェッツの立ち上げメンバーで出所仕立てのトニーと、シャークスのリーダーのかわいいかわいい妹マリアが恋をしてしまう。そしてそれを知り「妹そんな奴らに渡すわけないだろ」というお兄ちゃんと「縄張り争い止めたら、俺と結婚しよう」と言い出すトニー。警察もその抗争の匂いを鍵つけ止めようと動きますがちょうど良いところを見つけてお互い時間を決めて決闘をしようという運びになります。そして夜、決闘の時間。お互い拳でなんて言っておきながら銃は持ってくるわチェーンやナイフは持ってるわ正々堂々のかけらもない様子。そしてマリア大好きトニーはお兄ちゃんを止めます。これがうまくいけばマリアと一緒になれる。そう思いながら。しかーし、そうは問屋が卸さない。なんとお兄ちゃん、喧嘩の中でジェッツのリーダーでトニーの親友をナイフで殺してしまいました。そしてそれにブチギレたトニーはお兄ちゃんをナイフで殺してしまうのです。その話はマリアにも伝わり、トニーはその謝罪と警察に行くことをマリアに報告にいきます。しかしマリアはお兄ちゃんと恋人を同時に失いたくないといい、一緒に駆け落ちをすることに。一方警察も二人も死人が出たものだから犯人を探します。マリアのお兄ちゃんの彼女もマリアと付き合っているのが自分の恋人を殺した奴だと知り怒りますが、マリアはそんな兄彼女を説得、トニーにメッセージを伝えてもらおうと頼むのですがその行き先にはジェッツのメンバーが集まっており危うくレイプされかけることに、それに起こった兄彼女は「マリアは死んだ」と嘘をつきます。それを知ったトニーはマリアを殺したと兄彼女が言っていた人を探しながら「俺も殺せ!!」と叫びまくり。しかしマリアがそこに現れ、駆け寄るトニー。なのに、なのになんとその場にマリアを殺したと嘘の犯人だったはずの奴が来てそ、トニーは殺されてしまう。マリアの目の前で。そしてそのままエンディング。
とまぁこんな感じでしたでしょうか。あちこち飛ばしてしまってる部分もありますし。トニーを殺した犯人とマリアがお兄ちゃん推薦の人だったり、トニーを撃った銃はジェッツのメンバーが買ってきてトニーが止めきれなかったものだったり。
色々語りたいですが、文字にあらすじ全てを書き起こしてしまうとそれはもはや小説なのでこんなもんにしましょう。
いやはや、とにかく私が感心したのは歌とダンスです。
元がミュージカルなので当たり前なのかもしれませんが、よかったですね。綺麗なバレイのようなダンスに、パワフルなタンゴ?なのでしょうかとにかく勢いとエネルギーにあふれるダンス。
圧巻でした。
舞台で見たわけではありませんが、映画に昇華されたことで描かれている部分もあったように思います。
場面転換、表情の見せ方、舞台では観客が固定の目線でしか見ることができませんがそこは映画なので存分に魅せることができたのだろうなと思います。
ストーリーに関しては切なかったですね。
こうもうまくいかないものか、悲しい。幸せになってくれよ頼むから。そんな気持ちでいっぱいでした。
しかし楽しむことはできました。歌もよかったですね。
吹き替え版は歌どうなっているのか気になりますね。
日本語なのでしょうか?
いつか機会があれば舞台も見てみたいものです。
初めてこう言ったレビューを書いてみましたが難しいですね。
またなにか観たら感想を綴りたいと思います。では。