愛知旅行記 そのさん 〜超接近!仮面ライダー大集合!旅行の目的見失いがち〜
突然愛知県への旅行を決断し無職を生かして平日から移動を始めた避野と友人R。
名古屋城を見学し、その尊大さに感動を覚えていると仮面ライダー展が名古屋市内で開催されていることを知る。
時間もあることだし展覧会に向かう避野、そこで出会ったのは想像以上のイベントで!?
というわけで旅行記そのさんです。
名古屋城を後にして仮面ラーダー展に向かいます。
このイベントのことを何一つとして知らなかった私と友人。まぁ仮面ライダーは好きだしとりあえずホテルまで時間あるしと場所を検索すると城から車で10分もかからない距離にあることが判明。
向かう道中 iPhone13proのインカメの画質が良すぎることに興奮し、車内をまるで東海オンエアの国道1号線を東京から岡崎までドライブする動画の如くセッティングし翌日はあれしようこれしようと動画撮影して思い出フィルムとして作ろうかやなんて考えていたので、そこで集合の時の動画を撮っておけばよかったと後悔したわけです。
さて、金山南ビルに到着し駐車場からエレベーターで会場フロアに上がるとそこには巨大な看板が。そこには全仮面ライダーが集合しており。すげぇすげぇと友人と興奮していました。
チケットは当日券1900円と購入時は高くね?なんて思っていましたが入場した途端その考えは吹き飛びました。
まず入り口を入ってすぐ、本郷猛役の藤岡弘、さんが案内ムービーとして登場しお話をしておりました。
「辛い時、苦しい時、隣にはいつも仮面ライダーがいました。あなたの隣にはどの仮面ライダーがいますか?」
確かこの様な言葉をおっしゃっていたと思います。
私の人生ももうすぐ30周年。ここまで歩んできた道の道中。確かに仮面ライダーと歩んできた時期がありました。今も確かに好きだし、かっこいいと思っています。
期待に胸が躍り始めるその鼓動を確かに感じました。
この展覧会。とんでもないかもしれん。
藤岡弘、さんのムービーを見た後は仮面ライダーの原作者石ノ森章太郎先生の漫画原稿やキャラクターデザイン原案等が展示されていました。
仮面ライダーは当初バッタデザインを元に「仮面ライダーホッパーキング」と名付けられそうになりましたが長いからそのまま仮面ライダーとなったんだとか。ホッパーキングだったら、売れてなかったかもなぁ。
そのゾーンを抜けると仮面ライダー達に会うことになります。
当時のスーツなのかレプリカなのかは判断つきませんでしたが、仮面ライダー展のタイトルが記された柱を中心に一号達4人並び立つ光景は沸き立つ興奮を確かなものに変えていきます。
イベント内容も概要も知らないまま入場したのですが、立つ仮面ライダー達を見てしまっては期待感も膨らむばかり。
写真を撮り、さらに進むと各ライダーの登場人物相関図パネルと変身シーンとメインテーマソングと特製ムービーが流れており、読み物としても変身を見るだけでもとても満足度が高い濃い内容です。
さらにライダーによってはバイクも展示しておりあまり見慣れない本物のライダーバイクに興奮は最高潮に。
昭和ライダー達の活躍と当時の映像達を見終わった後に待っていたのは「イィーー!!」と左手を掲げるショッカー。そして序盤に見たライダーの並びを対比とした蜘蛛男やイカデビル達ショッカーの怪人達。
私はイカデビルが好きでしたので生イカデビルに感動。感嘆の声まで漏れます。
そこまでで展覧会はワンフロアを使っていまして、ああ〜いいもの見たわぁなんて思っていたのですがそのフロア最後に待っていたのは全平成ライダー達の変身ベルトの当時のおもちゃでした。
うおおおおおおお!!!
これはすごい。興奮しかない。
いうて私は平成生まれ、平成仮面ライダーが一番馴染みがあるしおもちゃいくつか買い与えてもらってきました。
さらに言うと戦隊よりライダー派。
上のフロアに上がると次々に平成ライダー達が私たちを迎えてくれます。
テーマソングも聞き馴染みがあるものばかり。
クウガから始まりジオウまで、昭和ライダーと違うのは平成ライダー達は武器やベルトりバリエーションがあると言うこと。
クウガだけでドラゴン、ペガサス、タイタン。ロッドに大剣にボウガン。しかもおもちゃサイズでなく原寸大。でかい。
持ってみたいけれどお触りは禁止。アクリルケースの中に展示してあります。
それでもなお有り余る迫力。この武器達が数々の名勝負を生み出し。怪人を屠ってきた。
平成ライダーはシリーズが進むに連れてフォームや仲間のサブライダーも増えていきます。
龍騎なんて13人。鎧武やエグゼイドなんて何人いたっけなってレベル。
それぞれのシリーズ解説のパネルも大きくなり、変身シーンも進化していきます。
ブレイドは変身時の光のゲートを再現した展示がしており、光の演出も加わっていました。
平成後期のライダー達はボディの装飾やマスクのデザインも進化が止まらない。
ゴーストのマスクはその中でも異彩を放っている様に感じます。他のライダーはいくつかのパーツが組み合わさってマスクが構築されてますがゴーストはつるんとしたマスクそのものがあり、ツノが生えているだけ。シンプルなデザイン。それがいい。
ディケイドはファイナルカメンライド状態の他ライダーも何点か展示してありその大きさに圧倒されました。
響鬼のスーツは玉虫色で見る角度によって光の当たり方が変わり見える色が変わる。これを生で見ることができたのは嬉しかった。
他にもたくさん語りたい。仮面ライダー愛が覚醒した時間でした。
平成ライダーのバイクはアギトより仮面ライダーG3のもののみでもっとみたかったなぁと言うのが本音ではありますが全主人公ライダーを生で近く見ることができて大変満足。最高の空間でした。
クウガからゼロワンまでが展示してあり、平成は終わりかぁなんてフロアを抜けるとそこにはセイバーが待っていてくれていました。
時代は変わっても、続いていくものがあるんだと教えてくれるかの如く。
セイバーを最後に仮面ライダー展の見学が終わり、物販へ行きました。
なぜ人は会場限定とか、そういうのに弱いんでしょう。
セイバーのライドブックをモチーフにしたハードカバーノートを買ってしまいました。
正直持ち歩いたり人前で使えないことがわかっていながら買ってしまった。しかし後悔はない。旅行先で購入したものはいる要らないにかかわらず良い思い出になるもの。いわばこれは思い出の先行投資。先に思い出を購入しているのです。旅先で食べたものは記憶の中にしか残らないけれどものは持ち帰れる。だから無駄遣いしてもゆるさ荒れるのです。
物販を出て出口に向かおうとした時、淡いピンクと水色が見えました。
今季のライダーリバイスです。いました。最後に。お見送りしてくれたのでした。
大満足。せっかくの名古屋城がじゃっかん霞んでしまうほどの感動。興奮をありがとう。やっぱり仮面ライダーだぜ。
次回、愛知旅行記 そのさん 〜夕飯、飲酒、手羽先の向こう側へ〜
また読んでくれよな。