無職になったのでブログ、はじめてみた。

くすりと笑ってもらえたら

避野のお料理日記 〜ローストビーフ〜

牛肉食べるとアミノ酸やらホルモンの関係で人間はやる気が出るらしいですよ。

どうも、避野です。

 

肉、うまいよね。

ということで今回からお料理日記という感じでたまに私がやるちょっと凝った料理を紹介したい時だけ更新するシリーズを始めたいと思います。

 

ところで私の料理スキルですが、ええと、これ難しいんですよね。

料理のスキルって資格は調理師免許以外ないじゃないですか。調理師免許は持ってます。高校が調理師の専門でしたので。

ただ仕事はレストランや料亭で働いたわけではないのでそこまでの技術はないんです。でも料理は大好きですし日々研究というか研鑽はしているわけで美味しい料理は作りたいんですよね。

ま、そんな僕の事情はどうでも良いでしょう。

今回は肉食いてぇんじゃということでローストビーフを作っていこうと思います。

 

使用したのはスーパーで売られているローストビーフ用のお肉。今回はアメリカ産でした。

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お肉選ぶのって難しいですよね。

安いからって買うと硬いし。たまに匂いのきつい肉にも出会ったりします。

そんな肉に出会ってしまったらどうするか、そう、マリネしましょう。

 

説明しよう、マリネとは調味液を作りそこに材料を漬け込むことで調味する技法のことである。

 

まぁ簡単にいうと漬物?みたいなことなのかな。厳密なことは難しいから置いておきましょう。

 

まず、ローストビーフ用の塊肉にフォークでザクザクザクザクザクザクと穴を開けていきます。肉をフォークで刺しまくる感覚はちょっとアレですけど、上手くなれと念を込めて刺します。決して恨みや憎しみを込めては行けません。料理には感情が入り込んでいましますから。美味しいものを作りたいときは陽の感情を込めて作りましょう。

 

続きましてマリネ液の準備。材料は以下。

・玉ねぎ 半分

・にんにく 1片

・まいたけ 1/2パック

・塩 小さじ1

クローブ 少々

・ディル 1本

・乾燥ローズマリー 少々

・オリーブオイル 大さじ3くらい

・酢またはビネガー 小さじ1

 

1.玉ねぎ、ニンニク、まいたけ、塩、クローブ、オリーブオイル、酢をフードプロセッサーでドロドロにします。

2.ドロドロになったらタッパーに取り出して、ディルとローズマリーを入れて完成。

 

工程はこれだけ〜。

かなりこの時点でいい香りがします。お腹が空く香り。鼻腔を刺激しますね。

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そしたら穴を開けたお肉をこのマリネ液に漬けて、満遍なく馴染ませます。

ジップロックに入れて空気抜いてしっかりやってもよかったな。次はそうしよう。

 

ここまではあくまで仕込み。これを半日、もしくは食べたい前日に仕込んでガッツリ漬けちゃいましょう。ちなみに今回は急にやったもんだから四時間弱しか漬けられませんでした。

 

浸かると肉が灰色というか、ちょっといい色とは言えなくなりますが気にしないでください。お肉は酸素に触れないと赤色にならないんだとか。たまに買ったばかりのお肉で重なっている部分の色が悪かったりしませんか?あれと一緒です。

 

しっかり浸かったお肉を次は焼きます。マリネ液を落としていきます。あまり付いたまま焼くと焦げてしまいますからここはしっかり。

このマリネ液はソースに転用できますからとっておきましょう。

フライパンを少し温めて、肉を乗せます。ジュッと音が鳴り肉が焼け始めます。う〜んいい。

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私は油を引きませんでした。マリネ液にオリーブオイルが入っているので結構いけるもんです。しかしフライパンがくっつきやすかたりする場合は引いた方が良いかもしれませんね。

 

結構肉質が柔らかくなっていてぶにぶにしているのでタコ紐とかで縛った方がよかった子もしれませんね。

両面、よこ、上下、わかりづらいな。

サイコロだとしたら6面全部焼きましょう。

弱火でじっくりゆっくり、たっぷり時間をかけて育てるように。

焦りは厳禁。肉は焦ると固くなります。ゆっくりいきましょう。特に厚めの肉は中心まで温度を上げないと生肉のままですから。

20分。そのくらいかかります。5段階で1と2の間の火加減で焼いていき、たまに爪楊枝や竹串なんかを刺して5秒くらい待ったら抜いて下唇の下あたりに触れさせて温度を確認。ここが感度が良くてわかりやすいですのでやってみてください。

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中心の温度も行き、しっかりうまそうに焼けた。でもすぐには食べない。

ここでもうちょっと待ちます。アルミホイルに包んで休ませてあげましょう。焼きたてのお肉は中の肉汁が安定せずに流れ出やすくなっているので時間を置いてあげることでそれを閉じ込めることができます。

 

ここも20分我慢しましょう。


20分後、薄めに切っていき、お皿に盛り付ければ完成。

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肉汁も漏れず、しっとりとジューシーなローストビーフが完成しました。

これでも生っぽい感じもしますが、サーモンピンクのところは完璧な仕上がりでした。

 

残ったマリネ液は火にかけて醤油と塩をほんの少し、煮詰めて行けばステーキソースの完成!!

まいたけのおかげでキノコの旨味も加わり良い風味を醸し出してくれています。

 

うむ、うまいっ!!

またいい感じの料理をつくったときお会いしましょう。では。