収集癖とコレクター、私は収集癖なんだろうなって
今週のお題「わたしのコレクション」ということで、どうも避野です。
私は収集癖があります。ガチャガチャで欲しいものがあるから試しに一回回したら出なくて、2回回して出ない。3回、このまま行くとコンプリートできてしまう。そうして4回目、欲しいものが出る。
おそらく自制の働く人なら1回目で運試しをして、欲しい商品が排出されないければ回すのをやめることでしょう。
しかし私はここまできたならコンプリートしてやろうと言う発想になります。おかしいのはわかっています。しかし、手が止まらない。
後でいらねぇどうすんだこれ、そうなるとわかっているのに止まらない。
そのせいで、我が家のとあるビニール袋にはカプセルからは出してもらえたものの、ビニールから解放されて飾ってもらえないものたちが大勢います。悲しすぎる。全部私のせいだ。しかしやめられん。くそう。
まぁ無駄遣いの話かこれくらいにしておいて、今回のお題は”コレクション”。上記した内容のせいで生まれたにも関わらず、私の自慢となっているコレクションをご紹介しましょう。
みなさんはトレーディングカードというとなにを思い浮かべますか?
遊戯王?ポケモンカード?プロ野球チップス?ヴァイスシュバルツ、デュエル・マスターズ、バトルスピリッツ、アイドルのブロマイド、etc…まだまだあります。
そう、日本にはとんでもない種類のカードが存在します。
対戦するためのものが昨今のTCGですね。コレクションを目的としたカードはやはりファン向け、対戦があるからその作品のファンじゃなくても購入できるというものです。
中でも”ヴァイスシュバルツ”、”カオスTCG”というカードゲームはちと特殊。さまざまな漫画やアニメ、ゲームのタイトルが参戦し、それらのデッキでゲームを楽しむことができます。組み合わせさえうまければ組み合わせても遊べるはず。
と言うのも私はこの二つをまともにプレイしたことがありません。
ルールもわからん。
しかし私はこのカードたちを数百枚単位でもっているのです。
それこそが自慢したい私のコレクション。
私が昔からこよなく愛しているコンテンツがこの二つには参戦しています。
一つはアイドルマスター。
こちらはヴァイスシュバルツ。
そしてもう一つ、これは私の中学時代の青春。そう、”恋姫無双”。
恋姫は当時中学生の私をどっぷりとオタクにしたコンテンツの一つ。
PSPで移植された3タイトルを全て購入しプレイ。今でも根強い人気があるためPCゲームとしては続編も発売されている作品なのです。
恋姫無双は現代から遠い過去、三国志の時代に主人公がタイムスリップしてしまったことから始まる物語。しかし三国志で有名な武将たちは全員可愛い女の子。
と言う内容が昔の私にはブッ刺さったのです。
歴史、特に三国志が好きだった私と、多感な中学生という時期、好きだった夏侯惇が爆乳のお姉さんになってごらんなさい。最初はなんかキモいとか言っておきながらおっぱいに釣られてよくみてみれば、あら不思議もう好きなんです。
閑話休題。
気持ち悪いオタクの過去話はこのくらいにしておいて、コレクションの話をしましょう。
この恋姫夢想がカオスTCGに収録されていることすら知らない私は、当時はまだ結構いっぱい街にあったカードショップのワゴンセールで、半額以下で売られているこのパックを発見します。
パックというのはコンビニなんかで売られている数十から数百の中からランダムでカードが封入されている商品のことです。
これを買ってしまったのが全ての始まり。
遊びたいわけでもなく、買ってしまったカード。
興味本位で買ってしまったカードは、私の収集本能を呼び起こしてしまったのです。
格安のパックを買って、剥く。(パックを開封することを剥くなんて言い方もします)
出たカードを見てニヤニヤ。
もっと欲しくなりまた買う。
ニヤニヤ。
まだ見てないカードが気になり購入。
ニヤニヤ。
あっという間にカードの束になります。
そして売っていた10パックほどを買い尽くし、家に帰って改めて見ると、まぁ揃うわけなんてないんです。
カードゲームって、そもそも揃えようなんて人はほとんどいません。好きなキャラのカードを集めるならいても、そのパック全て集めるなんてよく考えたら周りにいたことない。聞いたことないや。あれ、改めて自分の異常性が怖くなってきた。
げふんげふん、まぁいい。
それでその後私、ファイルまで買ってカードのナンバー順に並べてファイリングしたんです。
そうするともう抜けているカードが気になって気になって仕方ないんです。
しかしほとんどもう売ってないに等しいパックだったので、どうしようと頭を抱えます。
私は悪魔の方法を思いついてしまうのです。
そうか、バラで買えばええんや。
カードショップにいってバラで売ってるカードで、残りの集まってないカード買えばええやん。
早速近くのカードショップに行きます。
ところがどっこい、売ってないんですよ、マイナー過ぎて、バラカードが。
だから私調べたんです。どこで売ってるか、そしたらかなり遠いんですけど取扱店見つけたので、行ったんです。でも全部揃わないんですよ。
売れてないカードってことは流通してない。つまりは中古も出回らないんです。だから揃わないんですよ。
店員さんに聞きました。これのカードのこの店にないやつが欲しいんですって。
当時はもう高校になってたかな?
純粋で大変おバカだった当時の私は聞いちゃうんですね。お前の店にないものはどこに行けば買えるのかって。
そしたら店員さんがとんでもなく優しかったから、ネットで他の店舗の在庫を確認してくれたんです。そして取り寄せをしてくれることになりました。しかしその店家からかなり遠い。高校生のわずかな所持金じゃあ交通費というのは一番かかるときつい経費。
そしたらとんでもなく優しい店員さん。家に送ってくれるっていうんです。はちゃめちゃに嬉しかった。だから迷わず注文しました。
それでね、このときの注文のしかた、今思いだいちゃいました。
私、ファイリングした時に抜けてるカードの番号を控えてカードショップに行ったんですよ。
3、25、61が無い。みたいに。そんでその無い番号のカードを探して買ったんでした。今思うとどんだけの執念なんだって笑ってしまいます。
そうして全100種類の恋姫カオスTCGをコンプリートした私。今でも部屋の本棚に刺さっているカードファイルの中には、このカードたちが揃ってファイリングされているのです。
大人になって、この思い出はとてもいいものですね。
とにかく高校生の私の馬鹿さ加減が表れているエピソードだと言えるでしょう。
そういえばこの間、ホロライブのヴァイスが発売されて、高レアカード以外集めたっけな。
今度また出るらしい。これは、収集癖の戦いは終わりませんな。